天霧の基礎ー仙骨①

 このホームページを開設してから、新しく稽古に参加してくれる仲間が増えてきましたので、そろそろ、天霧の基礎をお伝えして行きたいと思います。古くから稽古をされている方々にとっても、基礎の再確認になるよう注意しながら書いてゆきたいと思います。相当ニッチなお話になりますが。。。。。

 さて、天霧の基礎概念の最初は、やはり「仙骨」です。

 管理人が仙骨の重要性に気付いたのは、かれこれ20年ほど前になります。そのころは、仙骨に関する本を探しても、なかなか見つからなかったように思います。しかし、最近では、ダイエットにも関係する重要な骨だ、というイメージも加わって、その知名度が上がってきましたので、仙骨がどのような骨なのか、既にご存知の方も多いかと思います。しかし、一応確認しておきます。

赤く表示された部分が仙骨(Wikipediaより)

 仙骨は、上図のように、背骨の下に付いています。両手を合わせて水をすくう時のような形をしています。仙人の仙という字が付くほどですから、何やら神秘的で重要な骨らしい。仙骨は、英語なら sacred bone(sacrum)、フランス語なら os sacré(オス サクレ)となり、いずれも聖なる骨、あるいは神に捧げられた骨という意味になります。洋の東西を問わず、昔から、重要で神聖な骨だと考えられてきたようです。

 この仙骨には、次のような特徴があります。

① セラミックスなどで代替することができません。

② 骨盤を通じて両脚とつながっており、姿勢維持や直立二足歩行の基礎になっています。

③ 呼吸に関係しています。

④ 人が誕生したとき最初に動き、死ぬときに最後に動くといわれています。

⑤ 自律神経(特に副交感神経)、骨盤内各種臓器などの働きと密接に関係しています。

⑥ 脳脊髄液(C.S.F. = 脳・脊髄を守り神経細胞に栄養を補給しているとされている)の流れに関与しています。

 上記の①、② については異論のないところだと思いますが、③ 以降の特徴については諸説あるようです。しかし、そのような役割を担っている可能性があると想定されるだけでも、仙骨がとても重要な骨だということは間違いないと思います。

 そして、天霧の稽古で特に重要になってくるのが、③ の呼吸との関係です。天霧の稽古は、仙骨と呼吸との関係を確認することから始まります。息を吸うとき仙骨がどう動いているか、また吐くときはどうなっているか。これを正しくとらえることが天霧の基礎の基礎になります。

 今日は、天霧の基礎ー仙骨の最初のお話でした。仙骨の位置と、その特徴を見てきました。

 それではまたお会いしましょう。

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