どんな稽古?

今日は、天霧ではどのような稽古をしているか、少し書きたいと思います。
まず、時間ですが、普通は二時間ぐらいです。でも、いつの間にか三時間を超えていることもあります。稽古生から、
「え!もう終わっちゃうの?」
という声が聞こえて来て、ついつい延長してしまいます。厳しいエクササイズは全くないし、全ての技が「不思議」なので、時間を忘れてしまうのでしょう。リードしている私も楽しいので、つい次の技、次の技という感じになります。
しかし、途中で「私は今日はこれで帰ります」ということがあっても、もちろん自由です。
さて、その内容ですが、最初の10分ぐらいは、ストレッチが中心になります。でも、普通のストレッチとは少し違います。
天霧では、普通はあんまり意識することのない、仙骨、胸骨、肩甲骨といった骨に意識を向ける簡単な動きを準備運動にしています。(とても簡単な動きなのですが、やってみると最初はなかなかちゃんとできません。)
その後で、カラダの使い方に「思い込み」があったんだということに気付いてもらう技をいくつか試してもらいます。
例えば、二人一組になった相手に、自分の片腕を両手でしっかりつかんでもらいます。こうなると、普通は動けなくなってしまいます。
でも、天霧の技をちゃんとやってもらえれば、簡単に動けることがわかります。囚われていたのは、カラダではなくて、むしろココロだったということがわかるのですね。そのココロの「思い込み」を取ると、簡単に動けるのです。
そのような「実体験」をいくつかしてもらってから、実際の技に移ります。普通は、五つから六つぐらいの技を稽古します。
そして、最後にクールダウンをして終了です。ですから、厳しさとは無縁です。常に笑い一杯の稽古です。しかし、稽古が終わって少し時間が経つと、カラダの奥から気持ち良い疲れのようなものを感じます。それで、多くの人がぐっすり眠ってしまいます(笑)。
今日は、天霧の稽古について見てみました。
それではまたお会いしましょう。

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