え!?できたよ。

天霧の稽古では、それまで「そんなこと私にできるわけがない」と思い込んでいたことが、拍子抜けするほど簡単に出来てしまいます。
先日、お母さんと一緒に参加してくれた小学校二年生の可愛い女の子もびっくりしました。(見ていた大人たちはもっとびっくりしましたが。。。)
天霧は、カラダの使い方について「あたりまえ」としてきた思い込みをリセットします。リセットされたカラダの動きは、「あたりまえ」ではない出来事を起こしてしまいます。
ホームページにアップした写真はその時の様子です。天霧の技が掛かった瞬間です。二人の女性はこの後、笑いながら畳の上に転がってしまいました!
こんなことは普通ではあり得ない出来事です。でも、その「普通」とは何でしょう?これまでに積み上げてきた「こうに違いない」という思い込み。それが「普通」という判断のベースになっています。
「普通」ではないカラダの使い方によって、「普通」ではない出来事がおこる。それは自然な流れです。「普通」ではない(不思議な)出来事を目の当たりにするとみんな笑ってしまいます。頭が一瞬カラッポになるからでしょう。
このことは、頭やココロだけで理解しようとすると、とても難しい。ですから、天霧では、まずカラダで実体験することから始めます。そして、稽古が終わった後でココロでゆっくり考える。
天霧の最終的な目的は、ココロに積み込みすぎた「こうじゃなきゃいけない」という重〜い荷物を、古事記の教えを拠りどころにしながら、
「これまでお世話になりました。ありがとう」
と降ろして行くことです。
天霧のカラダの技は、ココロの重荷を降ろしてゆくためのものです。ですから、武道的な、あるいは護身術的な側面はしっかり残しながらも、ただ単に強さを競うものではありません。
今日は、天霧の技についておおまかに説明しました。
それではまたお会いしましょう。

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